ローリングストックを習慣に

今年も残すところ2か月となりました。

今年は、台風による被害や大雨の影響などで多くの地域で被害に遭われた方々がいらっしゃいました。

当たり前だと思っていた、ごくごく普通の日常を過ごすことが実は当たり前でないことを実感します。

一日も早い復旧と、皆様が平穏な日々を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。

目次

台風の発生数

今年は台風の発生数が多いなと感じ、気象庁のデータをちょっと調べてみました。

結果、2019年1月から10月までに、21回発生していることがわかりました。
これは、多いのか?少ないのか?

正直よくわからないので、2011年から2018年の8年間の平均を出すと、年平均26回。

季節によって台風の来ない月もありますが、月平均だと2.1回になります。

台風データの詳細を確認したい方はこちらをどうぞ。(気象庁)

これだけ頻繁に来る台風に対して、自宅待機する際、慌てないように事前の準備することも可能です。

それは、災害時に避難できる場所の確認と防災グッズの用意です。

避難場所については、皆さんがお住いの自治体からの情報を調べてみてくださいね。
今回は、防災グッズの中でも食品にスポットをあてて、お伝えしていきます。

ローリングストックで食品の備蓄を

私は、台風が来るのは日常というくらい頻繁に来ている、沖縄で生まれ育ちました。

そのため、親が台風情報を得ると台風対策をしている姿を幼い頃から見ていましたし、手伝っていました。

庭の植木を室内に入れたり、雨戸を閉めたり・・・。
食品については、缶詰類を常にストックしていました。

これって、実はローリングストックができていたんだなと今になって思います。

災害時に最優先されるのは、食料品の確保だと思います。
ただ、いざという時のために余分に食料品を用意し、保管しておくことは容易ではないでしょう。

そこで負担なく食料品を備蓄できる方法として「ローリングストック」があります。

「ローリングストック」を一言でいうと、普段口にしている食料品、保存食品や加工品などを少し多めに用意しておき、消費したら買い足して、常に一定量をストックしている状態です。

つまり、ストック食材を回しながら、備蓄も兼ねる方法です。

「ローリングストック」をすれば、災害前に慌てて混雑したスーパーに駆け込んだり、ガラガラになった商品棚を見てあ然とすることもありません。

ローリングストックできる状態にする


普段口にしている食料品、保存食品や加工品などを少し多めに用意して置くということは、それを収納する場所を確保しなければならないですね。

できれば、キッチンあるいはキッチンの近くに保存食品などをしまうことをお勧めします。

パントリーがある方はそこへ、システムキッチンの引き出しあるいは棚など。

普段使いの食料品と同じように消費し、買い足して一定量を保つのがローリングストックなので、料理を作る際に無駄なく動けるようにしておくと良いでしょう。

ストックする場所が決まったら、配置を考えます。

日付の古いものから使うようにします。
缶詰は、日付の古いものを手前に置き、新しいものを後ろへ並べます。

レトルト食品でしたら、日付の古いものは左に置き、日付の新しいものは右側になっている状態にするなど。

最後に家族の誰が見てもわかるように、ラベルをつけると「さばの缶詰、どこにあるの?」なんて聞かれずに済み、ストレスフリーです!

「ローリングストック」を習慣化すると、いざという時にも対応できます。
ぜひ、試してみてくださいね!

ローリングストックについて、日本気象協会でも紹介されています。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次